先週末久しぶりに久住山へ。
※久住山は「虫を媒介して山の生態系を壊す」などで犬連れ歓迎されていないのです。マルコはお留守番ぐみ。
お天気もよく気持ちよく、いざ久住山の山頂へ!のとき、避難小屋のまわりに息も細そうな犬を発見。
ガリガリでよぼよぼ。野犬なのかと思いながら近づくと、尻尾をふって「ごはんちょうだい」とうるうる目で接近してくる。
山頂で食べる予定のオニギリと塩大福は、その犬と半分こ(私のエネルギーも必要なので)するんだ、と決めて
とりあえず山頂を目指す。歩きながらも、なんで一匹であんなとこにいるんだろ、連れて帰る?でもヨタヨタだし、
バリケンもないし、ここに居た方が登山者から差し入れもらって幸せなのかもだし、、とあれこれ。
それから1時間ほど、山頂からさっきの避難小屋へ戻ってくると、いない。
ヨタヨタガリガリのよぼよぼ犬がいない。(泣)
あーあの時、おなかのなかのオニギリも塩大福もあげとけば良かったーと
避難小屋を何周かして、後悔しながら下山することに。
それから2時間弱。下山して牧ノ戸峠登山口へ到着。
そこによぼよぼ犬。!!
えーっ!なんでなんでと売店の方に聞くと「野良犬でよく来ますよ〜」とのこと。
えええーよく来ますって、さっき山の上にいましたよ!と興奮を抑え気味に伝えると
「へ〜」と涼しげなので、いったん落ち着いて再会した犬のところへ。
オニギリは食べちゃったけど、残しておいた塩大福を取り出す。
野良犬だし、塩分だの糖分だのよりカロリーでしょとちぎってあげると、まったく食べない。
ホントに食べない。マルコ(我が家のビーグル)なら丸のみするはずなのに。
息も細そうだと思っていた犬は登山者からの美味しい差し入れで、グルメ犬の痩せマッチョだった。
とりあえずダイフクと名付けてさよならしました。
もしかしてダイフクは、みんなに可愛がられてる有名なコなの?笑
今度はもっと栄養あるもの持ってきてあげるよ。
牧ノ戸峠か久住山の避難小屋か、ダイフクに会ったら差し入れしてあげてください。笑
(一枚目の写真が避難小屋とトイレです。赤いたてもの(トイレ)の手前の茶色い物体がダイフク。)
◎久住山 標高1,786 m
牧ノ戸峠登山口から久住山山頂までは、ゆっくり登って2時間半ほど。
標識も分かりやすく、足場もよく安全に登れる山です。6月頃にはミヤマキリシマも綺麗で登山者もたくさん。
まわりの山々を眺めながら、のんびり登るのにもオススメです。
登った4月下旬は晴れていれば日差しが暑いくらい。でも風は涼しくベストシーズンではないでしょうか。